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(株)やまと製「走るAT」発売記念
……とまあ、波乱だらけ(?)ながらも終止笑顔で飾られた監督の初陣。では、そのご感想は?
高橋監督
:まず感心したのが、このローラー・ダッシュですね。実は『ボトムズ』の放映当初、僕自身はローラー・ダッシュというものを、あくまで平面上での直線移動手段と考えていたんです。鉄板を敷いた道路の上であれば、30メートルぐらいの「緊急直進」ができると。このIRCの動きは、そのイメージとまったく同じなんですよ。
対戦に関しては、僕はおよそゲームの類をやらないんですけど、それはムキになるのが自分で分かってるから。だからコレも、スタッフに「メシ賭けて戦いません?」って言われたら、危ないですね! たぶん毎回おごる羽目になっちゃうな(笑)。
ただ、僕は遊びのルールを考えるのは、すごく好きなんですよ。このIRCも、ちょっと「ウドっぽい」遊び方なんか、面白いかもしれません。パーツをいくつか外れやすくしておいて、「タックルで外したら1点」とか、「倒したら10点」とか。ユーザーさんには、そういう遊び方をどんどん考えて欲しいと思います。
高橋監督
:実はやまとさんのこのシリーズ、模型好きの大物監督と大物作曲家にも、「欲しい!」って言われてるんです。ふたりとも忙しい人だから、プラモデルを作る時間がないようで、とにかく(※編注:手で大きさを示しながら)「このぐらいのアレ頂戴!」って(笑)。やはり、サイズ的に手応えがあるんですよね。存在感があるから、ただ置いておくだけで、ほかの商品がかすんじゃうぐらい。
しかも、このサイズの立体物って、昔はホントにオモチャっぽかったでしょ? それがこの出来ですからね。細かい作り込みに関しては、僕はただ「えー!」って、感心するばかりです。もうこの時点で、自分の頭の中のAT像は越えてる感すらありますね。
ただ今後も、基本は変えずにいろんなものを足していくことで、ATらしさの幅を広げていきたいとは思っています。実は『ペールゼン・ファイルズ』のテーマのひとつが、「AT遊びができるような物語」なんですよ。1話のスプリング・ボビンや、今後登場する雪上戦装備なども、物語の中でちゃんと活かせれば、模型とかでも欲しくなるでしょう? CGのおかげで技術的な制約が緩んだぶん、そういうのをたくさん見せていくつもりです。
ズラリ並んだ(株)やまとのATたちと記念撮影。高橋監督、お忙しいなかありがとうございました。
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