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YAMATO情報室

スタジオ猿分室仮設所 nonoko インタビュー (2ページ目)

――完成品化とか量産化に対してはどのようなスタンスですか?

  kaoru氏

以前から本当にたくさんの企業さんから声をかけて頂いて、「興味を持ってもらえているんだな」というのはわかったんですけど、ここで今の市場環境の製品ラインに乗っていくのか、それとも乗らずに違う方向に行くかと考えて。
失礼な表現になっちゃうかもしれないですけど私的にはただ消費されちゃうような方向には行きたくないというか・・・もうちょっとフィギュアって貴重なもので、一体一体を大事にしてもらえるものだと思ってるので。お客さんの皆さんの家がフィギュアでいっぱいになったときに、そのフィギュアたちはどうなってしまうんだろうって思うと不安で。いずれ「もういらないや」って思われないような、貴重に思ってもらえるようなものを作っていきたいかな。

――その中で弊社のオファーを受けていただけたわけですが。

オリジナルを出したい、と言ってくれたのがやまとさんだけだったんですよね。売れる売れないはやまとさんが気にする問題なんでしょうけれどやっぱり心配じゃないですか。でも、オリジナルで出すことにまず意味があるというようなことを言ってもらえたのが嬉しくて。じゃあ、売れなくても知らないよ…みたいな(笑)
支持してくれてる方はいるんですけど、まだ万人に受け入れられる作品というと作ってないように思うので、ちょっと原型師として責任重大に感じています。

私はイベントといっても関東圏のみで、例えば神戸とかは参加しないんですよね。だから、(キットを)購入してくださるお客さんが地域的にも限定されてて。WFは確かに大きなイベントで遠くからも沢山いらしてますけど、大きすぎる分会場を見た中で私の作品に出会ってもらえる機会も少ないと思います。その意味では商品化に対する期待はありますが、自分の中ではまだちょっと(マスプロ化は)早かったのかしら?とも思ったり。
アイテムをnonokoにしたのは、商品化のお話を頂いた当時自分の中で一番の自信作だったからです。私にとってはその時の最新作が一番なので。一個前になるともう、これはもっと手をかけないとだめっていう気になっちゃうんです。

――オリジナルフィギュアを作る上でのこだわりというのはどのようなところにあるんでしょうか?

  nonoko 〜noon〜

必ず「不自然さ」を盛り込んでます。アニメーションのキャラデザインなんかを見ても不自然さって結構入ってるじゃないですか。ああいった要素は絶対入れてますね。
nonokoでいえば、あの格好自体がもう、不自然ですよね。家の中で着てるような服なのにブーツ履いてるんですよ。
そういう不自然さを盛り込むこと、多いです。水着なのにマフラーしてるとか。自由につけたいものをつけてる感じですね。狙っているというより自然に出てきちゃうっていうか。季節の設定とかそういったものは考えずにかわいいものを着せてあげたいという気持ちだけで。
年齢の設定としては、なるべく15歳以上は作りたくないですね…大人の女の人にあまり興味がないというか…nonokoで中2。14歳ですね。
かわいいキャラに執着し始めたのが小学生のときの『ウィングマン』で美紅ちゃんが変身したシーンなんです。その前は『うる星やつら』とか…自分の作品にもベーシックなラインとして出ていたと思いますね。
それは結構出し切って今本当に作りたいラインというのが、10代前半の女の子達しか持っていない、筋肉とかがあまりついていない細身の感じというのが作りたいんだなぁという方に移行してきています。ぜんぜん違うんですよね、肉体の雰囲気というか…

nonokoでこだわったところは「お尻」。お尻と、洋服のデザインです。特に自分の履きたかったブーツを履かせてあげたんです。そしたら友人にも「あのブーツが履きたい」って言う子がいて「うん、履きたいよね」と(笑)。
自分がデザイナーになっていろんな服を着せられるという楽しみもありますね。

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スタジオ猿分室仮設所に行ってきました! (2/3)
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